美容室に潜む罠編2
お久しぶりです。この度美容室に行かせたいただきました。前回髪を切ったのが5月だったので約半年ぶりになります。
前回、エルヴィン団長になったので流石に少し警戒していました。
「もしまた変になったらどうしよう…」
そんな気持ちが心を支配していました。
そんな時、僕に勇気をくれる言葉があります。
「人は何度やり損なっても[もういっぺん!〕
の勇気を失わなければかならずものになる。」
松下幸之助さんの言葉だ。
そうだ、前回失敗されたとしても今回はもしかしたらカッコ良くなるかもしれない!!
そうだ!!イケメン風にしてもらおう!!
自分を奮い立たせいざ美容室に向かった。
ガチャ
「すいません、予約してた島尻ですが」
美容師「お待ちしておりました!」
戦場に賽は投げられた。
今まで成田凌にしてくださいやまっけんゆーにしてくださいなど抽象的な要求が失敗を生むことを俺は学んでいた。
なので、今回の作戦は膨大な量の写真があるホットペッパービューティから自分がなりたい髪型をピックアップしていこう!と決めていた。
そして見せた写真がこちら
完全に今風な髪型だ。流石にこの写真を見て変になることはねーべwww
俺はたかを括っていた。
しかし、またしても事件は起きてしまった。
美容師「出来ました!伸びきっていた髪もこれでスッキリしましたね!!
……【絶望】この美容師(前回と一緒)は写真を見たのだろうか。いや、見ていた。ずっと見ながら切っていた。もはや俺の事が嫌いでこんな風に毎度毎度いじめてくるのかと思ってきている。
昔おばあちゃんが俺の髪を坊主にした時に皆んなに馬鹿にされたのを思い出した。
あの時思春期の僕はとても心に傷を負った。
その時の心がキューッとなる気持ちを思い出した。だがあの時は中学生。今はもう大人なのだ。
この世で戻らないものが2つある。それは
「時間」と「切った後の髪だ」
これは不変の事実でありどんなに技術や科学が進化しても変わることはない。
この事実が示すことは俺が後2ヶ月ほど公衆の面前に堂々と出れないことを指している。
今まで僕とお友達でいてくれた皆様ありがとう。この世に未練はありませんありがとうございました。